三日月堂花仙の由来 中国の史書「唐書・楊貴妃伝」によりますと、唐の玄宗皇帝は、寵妃楊貴妃の美貌を「海棠の睡りいまだ足らず」のようであると評しました。爾来、中国では海棠の花を、「花中神仙」…花仙…と称し、その美しさを花中随一と讃えてきました。 鎌倉の地に新たに店舗を開くにあたり、名を新たにして和菓子づくりに精進すべく、鎌倉人に愛されている海棠の花…花仙…を選び、先代以来の伝統ある三日月堂を冠して「三日月堂花仙」といたしました。 末永くご愛顧を賜りたく、店舗名の由来を記し、ご挨拶といたします。 主人敬白